セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)について

今回は来年1月1日スタートのセルフメディケーション税制(医療費控除の特例)についてご紹介いたします。

セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)とは?
対象のスイッチOTC医薬品を購入した際に、費用について所得控除を受けることができます。

どんな人が対象になるの?
健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組(健康診断・予防接種等のいずれか)を行う個人で、本人と生計を一にする家族の分も含まれます。

何が対象になるの?
スイッチOTC医薬品を年間1万2千円以上購入した場合、1万2千円を超えた部分(8万8千円まで)を医療費控除できます。
スイッチOTC医薬品とは医療用から転用された医薬品のことで、風邪薬・胃腸薬・目薬・湿布等様々な医薬品があります。

厚生労働省のHPに対象医薬品一覧が掲載されていますのでご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124853.html

具体例)課税所得400万円の方が年間2万円の対象医薬品を購入した場合。
・課税所得から8000円を控除
・所得税が1600円減税
・住民税が800円減税

医療費控除とこちらの制度のいずれかを選択して、確定申告をする必要があります。
今までは、「医療費10万円もかからないし領収書はいらない」と思っていた方も、1万2千円なら超えるかもしれません。
確定申告にお困りの際も、しあわせほうむネットワークへご相談下さい☆

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