ペットと一緒に海外旅行を楽しむには?

日本から外国に犬(猫)を連れていく場合は、輸出検疫を受けなければなりません。
ただし、相手国によっては入国の条件として予防注射や投薬などの条件を定めている国がありますので、事前に確認して相手国の条件にあった書類を用意する必要があります。

なお、条件の内容によっては検査場所が限られる又は検査等に長期間の日数を要することもあります。
輸出予定が決まりましたら早めに輸出検疫を受ける動物検疫所に連絡し、輸出予定の7日前までには輸出検査申請書の提出をしなければなりません。

外国に連れていった犬(猫)を持ち帰る場合は輸入検疫が必要となりますが、係留期間を12時間以内にするためには準備が必要です。

動物検疫所で輸出検疫を受ければ、狂犬病予防注射の有無、注射してからの経過日数にかかわらず、海外へ犬(猫)を連れていくことはできます(なお、日本では毎年1回の狂犬病予防注射が義務付けられています。)。
ただし、相手国によっては狂犬病予防注射を義務づけていたり、注射後の経過日数を定めていたりする場合があります。

短期間の旅行であっても、海外に犬(猫)を連れていくときは輸出検疫を、日本に帰国するときは輸入検疫を受けなければならりません。

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